サンポー焼豚ラーメン
今は数多くの豚骨スープ、それも本格的な、が多くありますが、昔はこの焼豚ラーメンが本格派だったのです。
中に入っているのは、
粉末スープ、調味油、紅しょうが、そして主役の焼豚です。
粉末スープと焼豚を入れお湯を注ぎ3分間待ってふたを開け、そこに調味油を加えて紅しょうがを入れて出来上がり。
大き目のネギとコーンも入って、すごく豪華に見えるカップ麺です。
豚骨スープは10種の豚骨エキスと、ガーリック、オニオン、ブラックペッパーなどのスパイスを絶妙にブレンドした本格的な味です。このスープに紅しょうががよく合うんですよ。福岡の豚骨ラーメンにはやはり紅しょうがでしょう。
そして焼豚の形を見てください。ちょっと変形していませんか?
これ実はハート型なんです。サンポーの「心をこめて作りました」という意味がこめられているそうです。
いただきます。
博多の豚骨ラーメンといえば極細ストレート麺というイメージが強いのですが、焼豚ラーメンの麺は中細の縮れ麺です。この縮れ麺にあっさり味だけど旨味がしっかりあるスープが絡んでとても美味しいです。
そしてメーカーの心をこめて作ったという想いがこもった焼豚。
その大きさに存在感があります。が、見ての通りとても薄いです。でも、しっかり肉の食感はあり味もいいです。メーカーの気持ちは十分に伝わってくる焼豚です。
1978年の発売以来、40年以上九州のご当地カップ麺を代表する焼豚ラーメン。昔ながらの豚骨の味を受け継ぐ一杯でした。
九州内でしか販売していないのかなぁ?見かけたらぜひ手に取って豚骨ラーメンの味を楽しんでください。
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