byBB
大分トラピスト修道院
Category:大分
メリークリスマス。
トラピスト修道院といえば北海道ですが、九州にもあるのです。それが日本で2番目の男子修道院「大分トラピスト修道院」です。
場所は、♬私の私の彼は左利き♬の麻丘めぐみの出身地大分県日出町(ひじまち)。別府と湯布院の中間あたりの別府湾を見下ろす丘の上所に建っています。
手を差し伸べているマリア像が優しく迎えてくれます
マリア像の背後には左手に国東半島、右手に大分市に挟まれた別府湾が見渡せ、天気のいい日は四国も見ることができます。
教会の近くまでは立ち入ることはできませんが、周囲には司祭の墓や、聖地「ルルドの泉」を再現した場所があります。
この修道院ができたのは1980年(昭和55年)7月11日の 聖ベネディクトの祝日です。北海道の「灯台の聖母トラピスト修道院」から7名の修道士が派遣され、北海道の修道院と同じように、「祈り・働け」の修道生活を送っています。そして日出町は、日本に最初にキリスト教を伝えた聖フランシスコ・ザビエルが到着 した地として知られ、長崎と同様、日本のキリスト教の歴史の上で重要な土地なのです。
北海道のトラピスト修道院は門の横にある小さな部屋で修道生活などが紹介されているだけですが、大分では貴重なものが公開され自由に女性でも見学することができます。
左側の祭壇にはルルドの泉でマリア様に会った、「聖ベルナデット・スピルー」の遺髪が展示されています。右側の中央祭壇にはなんとザビエルの右腕の皮膚片も。日出町がザビエルゆかりの地であることからローマのイエズス会本部から贈られたものです。イタリアでは国宝にされているザビエルの腕ですから、すごいものが大分にはあるのです。
北海道のトラピスト修道院から寄贈された幼きキリスト像も。
チェコにある「プラハの幼きイエス像」の複製で、北海道のトラピスト修道院旧聖堂の外来客用席の脇祭壇に安置されていたものです。
そのほかにこんな展示もあります。
江戸末期から明治初期にかけての禁教札。右にあるのは祭服。東京大学の教授白鳥庫吉(カトリック信者)が皇居で史学を進講した際、大正天皇から送られた反物を日本人トラピスチヌ修道女が仕立て上げたものです。
と、いろいろ貴重なものが展示され無料で見学できるのです。訪れる人は北海道に比べればすごく少ないですが、内容は本当に濃いです。
そしてトラピストといえばクッキー。そのクッキー工場もガラス越しに見学できます。
この日は工場は動いていなかったですが、稼働しているときは修道士たちの働きぶりも見学できます。出来上がったクッキーは売店で。
クッキーだけではなく、ろうそくやビールなども販売されています。店員はいません。会計の時にブザーを鳴らして呼ぶようになっています。こういう場所に来る人は間違った行動をする人ではないだろうから大丈夫なのでしょうね・・・。
そういえばここで焼かれたクッキーが函館のトラピスチヌ修道院で販売されていたのを思い出しました。ちなみにクッキーを焼く装置は北海道から持ってきたものだそうです。だから北海道も大分も同じ味?
はい、BBはもちろん食べ比べました。その記事は明日。
POI
トラピスト修道院といえば北海道ですが、九州にもあるのです。それが日本で2番目の男子修道院「大分トラピスト修道院」です。
場所は、♬私の私の彼は左利き♬の麻丘めぐみの出身地大分県日出町(ひじまち)。別府と湯布院の中間あたりの別府湾を見下ろす丘の上所に建っています。
手を差し伸べているマリア像が優しく迎えてくれます
マリア像の背後には左手に国東半島、右手に大分市に挟まれた別府湾が見渡せ、天気のいい日は四国も見ることができます。
教会の近くまでは立ち入ることはできませんが、周囲には司祭の墓や、聖地「ルルドの泉」を再現した場所があります。
この修道院ができたのは1980年(昭和55年)7月11日の 聖ベネディクトの祝日です。北海道の「灯台の聖母トラピスト修道院」から7名の修道士が派遣され、北海道の修道院と同じように、「祈り・働け」の修道生活を送っています。そして日出町は、日本に最初にキリスト教を伝えた聖フランシスコ・ザビエルが到着 した地として知られ、長崎と同様、日本のキリスト教の歴史の上で重要な土地なのです。
北海道のトラピスト修道院は門の横にある小さな部屋で修道生活などが紹介されているだけですが、大分では貴重なものが公開され自由に女性でも見学することができます。
左側の祭壇にはルルドの泉でマリア様に会った、「聖ベルナデット・スピルー」の遺髪が展示されています。右側の中央祭壇にはなんとザビエルの右腕の皮膚片も。日出町がザビエルゆかりの地であることからローマのイエズス会本部から贈られたものです。イタリアでは国宝にされているザビエルの腕ですから、すごいものが大分にはあるのです。
北海道のトラピスト修道院から寄贈された幼きキリスト像も。
チェコにある「プラハの幼きイエス像」の複製で、北海道のトラピスト修道院旧聖堂の外来客用席の脇祭壇に安置されていたものです。
そのほかにこんな展示もあります。
江戸末期から明治初期にかけての禁教札。右にあるのは祭服。東京大学の教授白鳥庫吉(カトリック信者)が皇居で史学を進講した際、大正天皇から送られた反物を日本人トラピスチヌ修道女が仕立て上げたものです。
と、いろいろ貴重なものが展示され無料で見学できるのです。訪れる人は北海道に比べればすごく少ないですが、内容は本当に濃いです。
そしてトラピストといえばクッキー。そのクッキー工場もガラス越しに見学できます。
この日は工場は動いていなかったですが、稼働しているときは修道士たちの働きぶりも見学できます。出来上がったクッキーは売店で。
クッキーだけではなく、ろうそくやビールなども販売されています。店員はいません。会計の時にブザーを鳴らして呼ぶようになっています。こういう場所に来る人は間違った行動をする人ではないだろうから大丈夫なのでしょうね・・・。
そういえばここで焼かれたクッキーが函館のトラピスチヌ修道院で販売されていたのを思い出しました。ちなみにクッキーを焼く装置は北海道から持ってきたものだそうです。だから北海道も大分も同じ味?
はい、BBはもちろん食べ比べました。その記事は明日。
POI
スポンサーサイト