乗りたい。豊後森駅で「ゆふいんの森号」をパチリ
木造駅舎で、豪華列車「ななつ星in九州」の運行に合わせて、列車と同様に水戸岡鋭治のデザインにより駅舎を茶色に塗装されています。
長閑な風景が広がる駅です。
ホームからは山頂が平らな特徴ある姿の「万年山(はねやま)」、写真の右端には「伐株山(きりかぶやま)」が見えます。
伐株山には伝説があります。
豊後森駅のある玖珠(くす)町の地名は、この地にそびえていた大きな楠に因むものといわれています。その大楠は雲の上までのび、朝日があがると有明海まで影が届き、夕日を隠して四国まで影がかかる大木だったのだとか。その大楠の陰となって日が当たらずに困った住民が切り倒した後の切株が伐株山であるという伝説です。
そして、大楠が倒れた時、いろいろなことが起こりました。。湖の淵が崩れて水がひた村(日田市)、どんなに大きくてもここまでは来るめー(久留米市)、その長い先っぽ(長崎市)、鳥の栖が落ちたところ(鳥栖市)、落ちた葉っぱの形(博多)、小さくクラっと揺れた(小倉)など、面白いですね。
そんな伝説のある山を眺めていると、線路からガタンゴトンと音が聞こえてきて、ホームには列車が到着する案内放送が。そして駅に入ってきたのが観光列車「ゆふいんの森号」です。
博多・由布院を一日3往復(うち1本は別府まで)している観光列車です。残念ながらBBはまだ乗車したことがありません。
全席指定、この日もほぼ満席でした。
博多を出て、鳥栖(とす)、久留米、日田、天ケ瀬、豊後森、湯布院、大分、別府と停車します。鳥栖や久留米は乗車するお客さんがいそうですが、豊後森では乗車するお客さんはいませんでした。というかこんな長閑な駅になぜ停車?
日田や天ケ瀬は温泉があって観光地なのでわかるけど・・・。
もしかしたら伐株山や万年山をゆっくり見てもらうためかな?そして車内では伐株山の伝説を説明しているのかも。これは確かめるために一度乗車してみないといけないですね。
お、今日はBBの誕生日。誰か誕生日プレゼントに乗車券をくれないかなぁ(^^♪.
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