最中は「すくのかめ」
昔炭鉱で栄えた福岡県筑豊地方は炭鉱労働者の疲れを癒すのに美味しいお菓子が沢山誕生しました。
「ひよ子」「千鳥饅頭」、そしてさかえ屋さんの「すくのかめ」
福岡県人、それも昭和生まれ以前の人しか知らないんじゃないかなぁ、
「♪もなか~は すくのかめ♪」
ってCMソング。
美味しいんですよ、さかえ屋の「すくのかめ」
中には北海道産の小豆をふっくら炊いた粒餡が包まれ、そしてその餡で求肥のお餅をおおっています。。
この「すくのかめ」っていう名前は、さかえ屋がある飯塚の弥生時代の古墳から出土した須玖式土器をかたどっているのです。
誕生して60年経つんですね。
すくのかめを販売するさかえ屋は、千鳥屋、ひよ子の吉野堂と共に「飯塚のお菓子の御三家」って言われていたんです。
僕は福岡県、それも北九州地方の生まれ育ちなので小さいころから千鳥饅頭やひよ子、すくのかめを食べていました。
が、熊本ではなかなか買う機会がないのです、というか店がない。
それでも千鳥饅頭やひよ子は高速道路のサービスエリアなどで手に入るけど、すくのかめは見かけませんでした。
それでず~っと長い間食べたいと思っていたのです。
が、なんと、さかえ屋さんが熊本にあったのです!
ゆめタウン大江店で見つけました。
この看板を見つけたときは驚きというか嬉しさというか、大騒ぎ(笑)
念願の「すくのかめ」を買えたのです。
昔食べたのと変わらない味。
「♪もなか~は すくのかめ♪」
って歌いながら食べたのはもちろんです!
さかえ屋のキャッチコピーは
「お菓子のある時はやすらぎの時」
すくのかめで安らぎの時間を過ごせました。
熊本で手に入るのでこれからも長くさかえ屋のファンであり続けます。
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