島原武家屋敷はリアル

島原城の近くに武家屋敷が残っています。
島原城が完成した1624(寛永元)年ごろ、外郭の西に接して扶持取70石以下の武士たちの住宅がかたまって建設され、戦いのときに鉄砲を主力とする部隊の住居でした。
そのためこの界隈を鉄砲町と呼んでいます。

武家屋敷 (3)

鉄砲町は最初、下の丁・中の丁・古丁の三筋だけでしたが、新たに上新丁・下新丁・新建の三筋が作られ、さらに幕末に江戸丁が造られたそうです。
現在保存されているのは「 下の丁」の武家屋敷で、延長406.8メートル、幅長5.6メートルの町並みです。
全国にある数多くの武家屋敷通りが舗装されていたり石畳になっていますが、ここは土のままでリアルです。

武家屋敷 (8)

通りの中央に流れるのは、豊かな湧水を引いたもので当時は生活用水として大切に利用され、水奉行を置いて厳重に管理されていたそうです。
今でもこの通りに住む住民の一部はこの水を有効活用しているようです、たぶん。
なぜならバケツで水を汲んでいる住民を見かけたから。

この武家敷通りでは、山本邸、篠塚邸、鳥田邸の3邸が一般開放されています。
それもなんと無料で。
およそ90坪の敷地に25坪ほどの藁葺き家屋を建て、庭には藩の命令で四季の果物を自給できるようにと梅や柿、枇杷などの果樹が植えられていたそうです。

そして、中を見学して一瞬ドキっとしたのが人形。

武家屋敷 (1)

武家屋敷 (10)

武家屋敷 (7)

武家屋敷 (6)

武家屋敷 (5)


リアルです。

有料の武家屋敷でもここまで凝ったものは数少ないのではないでしょうか。
細部にわたって工夫され、当時の武家生活の様子が偲ばれる本当にリアルな武家屋敷です。
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[ 2016/09/20 07:01 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)
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