水俣病資料館

水俣といえば忘れてはいけないのが、「水俣病」です。

水俣病や、環境回復など、これまでの取り組みなどを知ることが出来るのが「水俣病資料館」です。

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入館無料で誰でも見学することが出来ます。
衝撃的だったのは、水俣病を検証するために有機水銀を猫に与えて実験した映像を見た時でした。
可哀そうで涙が出てくるとともに怒りを覚えます。

水俣病の原因となる水銀を水俣湾に放出していたのはチッソですが、現在もチッソは水俣の有力企業として過去の環境汚染を教訓に企業発展に努めています。
水俣湾に堆積した水銀は100トンにもおよび、その水銀を含む海底のヘドロの厚さは4mにもなっていました。

水俣湾を浄化するため、湾内に出入りする魚を防ぐため湾を網でしきり、ヘドロを除去して埋め立て工事を行ないました。
工事は1990年に完了し、元の水俣湾に戻ったのです。

その埋立地が公園となっていて、資料館もその近くに建っています。

公園内には、水俣病で犠牲になった全ての魂を悼んで、水俣病患者や市民によって彫られた数多くの野仏が安置されています。

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水俣湾埋立地の西側、恋路島を目の前にした場所に位置する親水護岸には恋人の聖地のモニュメントがありますが、未来への希望と環境への意識向上を願って設置されたオブジェもあります。
それは「飛龍」と題され、大海に躍動する龍の姿を表すとともに「MINAMATA」の頭文字Mが両手を大きく広げている様子を表しています。

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市民や行政、チッソが力を合わせて水俣湾はよみがえりました。
いまでは安心して美味しい魚介類を食べることが出来ます。

でも、今でも後遺症に悩まされている水俣病患者がいるのは事実です。彼らは水俣病が伝染するなどの風評被害で差別も受けてきました。水俣病が認定された今でも完治することはなく辛い毎日を送っています。

ぜひ、資料館に行って水俣病とはなんなのかを知り、環境問題を考えてほしいと思います。
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[ 2016/04/04 06:35 ] 未分類 | TB(0) | CM(4)
こんばんは!

水俣病・・・
子供の頃学校で習った程度で詳しいことはわかりません。
ただ、各地の公害問題の中でも有名で大問題であったことだけはみな知ってますね。

一般社会、特に遠く離れた地域に住む我々にとってはなんとなく過去のこと・・・というイメージがあるのですが、実は水俣病患者は今でも苦しんでおられ今も「水俣病」は続いているんですよね。
そういうことを何かの機会にちゃんと認識して語り継がないといけないと思います。

一度は訪れてみたいというか、一度は行かないといけない場所のように思います。
[ 2016/04/05 01:13 ] [ 編集 ]
JJKENTさんへ
おはようございます。

身体にたまった有機水銀は汗などと一緒に出て行くのですが、脳細胞に入りこんだものはなかなか排出されず脳細胞を壊して、特に手足の感覚や目や耳の神経、運動にかかわる部分に障害が現れるそうです。
ここを訪れる前まで、「水俣病」が有機水銀で発症することは知っていても、メカニズムを知りませんでした。
水俣病について深く知ることが出来る資料館でした。
[ 2016/04/05 06:40 ] [ 編集 ]
こんにちは。
人は「水俣病」とか「〇〇病」って付いてると、どうしても
差別してしまう人が多いのは悲しいね。
高度成長期の負の遺産だなって僕は思うんだ。

そして今でもそうだけど、「動物実験」は続いてる。
色んな意味でも考えさせられるね。


[ 2016/04/05 18:44 ] [ 編集 ]
クリちゃんさんへ
熊本はハンセン病患者の施設もありいまだに差別があるようです。

「動物実験」はやめてほしいですね。
[ 2016/04/05 20:22 ] [ 編集 ]
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