赤壁と呼ばれる合元寺

通称「赤壁」といわれる合元寺は、天正15年(1587年)黒田官兵衛が姫路から中津に国替えをしたとき、姫路から同行してきた浄土宗西山派の 開山空誉上人によって開基されました。

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昨日記事にした、「城井神社」の祭神である宇都宮鎮房が中津城に向った時に彼の従者が留め置かれたのがこの合元寺です。

なぜ赤壁か?

それは、宇都宮鎮房が中津城で謀殺されその後この合元寺に待機していた鎮房の家臣も黒田の武士によって、惨殺されるのです。
それは壮絶な殺戮で、寺の白壁が血で赤く染まったそうです。

その後、血の痕を消すために幾度となく白壁は塗り替えられますが、血痕が浮き上がってきたそうです。

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惨殺された宇都宮家の呪いなのか、何度も何度も白壁に塗り替えても血痕が浮き上がるために、とうとう白壁を赤色に塗り替えたのです。
それ以来この寺は壁は赤くなりました。

外側の壁だけではなく寺内のお堂や、住職の住まいの壁も全て赤く塗られていました。

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今は静かな寺町ですが、当時の死闘は凄まじかったんだろうなぁ。

中津でこんな事件を起こした、黒田官兵衛(孝高)と長政の親子ですが、その後色々な難事が黒田家に起こるのです。

まず、黒田家には後継ぎが出来ず黒田官兵衛の男系血筋は途絶え、養子縁組で黒田家福岡52萬国を維持します。
そして、幕末頃、これまた伊勢の津藩から黒田家に養子となり藩主となった、黒田長知は明治になってそのまま福岡県知事になるのですが、この時、福岡藩の財政は破たんしていました。
そして、何をしたか?
偽金を作っちゃったんです、それが政府にばれて事実上、黒田家はお取り潰しになってしまいました。
(補足説明)
12代福岡藩主黒田長知は偽金事件で知藩事を解任、後任には有栖川宮熾仁親王が就任しました。
知藩事は江戸時代の藩主と同様に世襲が認められていたことから、実子が知藩事を継げない事態は江戸時代のお取り潰しに匹敵する厳罰であったということです。


このことを、福岡県人は当時、
「黒田長政が宇都宮鎮房を騙し討ちにしたために鎮房に呪われ、黒田家は滅んだ」
と噂し、鎮房の呪いや祟りを恐れたということです。

宇都宮鎮房とその家臣の呪いは強烈だったんでしょうね。怖い話です。
POI
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[ 2015/08/24 06:56 ] 未分類 | TB(0) | CM(6)
BBさん

こんにちは~

何度も白壁に塗り替えても血痕が浮き上がる…怖い怖い!

人間悪い事は出来ませんね。
だまし討ちした呪い…その後 黒田家はお取り潰しですか。

歴史 興味深いお話です。
[ 2015/08/24 16:20 ] [ 編集 ]
Re: タイトルなし
こんにちは。
「祟りじゃ~」って声が響き渡っていたのでしょうね(^^;
黒田長政は福岡城に移っても宇都宮鎮房の怒りを静めるために、警固大明神としての霊を祀ったのです。
でも、男系の血縁は切れてしまうんですよ。
悪いことをしたらいけないですね!
[ 2015/08/24 17:07 ] [ 編集 ]
こんばんは。
知りませんでした~。

黒田家健在と思っていたら、そんなことが!!

昨年、福岡市博物館の黒田官兵衛展に2度も足を運びましたが、そんな後日譚など何も教えてくれません・・・。

お勉強になりました。
[ 2015/08/24 18:54 ] [ 編集 ]
Re: タイトルなし
こんばんは。
官兵衛の男系血縁が切れたのは残念ですね。
もし続いていれば、偽金造りもなかったかもしれないし。

ところで、台風15号近づいています。
十分に気を付けてください。
これは宇都宮家の祟りがないように被害がないことを祈ります。
[ 2015/08/24 20:14 ] [ 編集 ]
こんばんは
宇都宮家の呪い・・・怖いですね~
悪いことはできませんね。

人が人を・・・
そんな歴史が多いですし、今もまた形を変えて・・・
因果応報
怖いです~
[ 2015/08/24 20:44 ] [ 編集 ]
Re: こんばんは
こんばんは。
ホント悪いことはできません。
悪いことをすれば子孫に影響するんですよね。
だから、「今」を清く正しく生きなければならないのです!
[ 2015/08/24 20:50 ] [ 編集 ]
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