種痘の日

今日5月14日は「種痘の日」だそうです。
1796年5月14日、イギリスの外科医エドワード・ジェンナーが天然痘の予防接種を初めて試みたのを記念した日です。

しかし、そのジェンナーの牛痘種痘法成功よりも6年も早い1790年に日本で種痘が行われました。
その発祥の地が秋月です。

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福岡県秋月藩の藩医だった緒方春朔によってジェンナーとは異なる人痘種痘法が日本で行われたのです。

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緒方春朔こそが、日本における種痘の予防接種の先覚者なのです。

天然痘は1980年WHOによって絶滅が宣言されましたが、それはジェンナーの功績があったからだと世界は認めています。
しかし、そのジェンナーよりも早く種痘予防を成功させた緒方春朔の偉業については、世の中にはあまり知られていません。

実は私も緒方春朔のことを秋月を訪れるまで知りませんでした。

その日本種痘の発祥の地である秋月は標高約860mの古処山(こしょさん)の麓の町で、中世に秋月氏が古処山に山城を築き、近世(江戸時代)になって福岡藩の支藩秋月藩として黒田官兵衛ゆかりの黒田氏が12代に渡り明治まで治めていました。

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現在の街並みは黒田氏によって整備されたそうです。

今も当時を思わせる町並みが残っていて、メイン通りの杉の馬場通りは500mの桜並木が続き桜の季節には桜のトンネルになります。

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杉の馬場通り


杉の馬場通りに面してある黒門にはモミジがあり、秋には紅葉がとても綺麗な場所です。

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黒門


春は桜、秋は紅葉の名所として観光客が多いですが、比較的観光客の少ない夏や冬の静かな町並みは日本の原風景を感じることが出来ます。
「九州の小京都」といわれて名高い城下町秋月ですが、日本の種痘の先駆者である緒方春朔の秋月でもあるのです。
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[ 2015/05/14 07:08 ] 未分類 | TB(0) | CM(3)
No title
こんばんは♪
緒方春朔の事、いま、始めて知りました。
もし、もう少し日本が国際的な時代だったら・・・
なにかタイミングみたいなものあったなら・・・
もっと偉業を讃えられたんでしょうね。

[ 2015/05/14 22:28 ] [ 編集 ]
Re: No title
おはようございます。
緒方春朔のことは多くの日本人は知らないと思います。
ぷるさんが言われるように国際的な時代であれば、野口英世のように偉業をたたえられたと思います。
[ 2015/05/15 07:09 ] [ 編集 ]
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[ 2015/05/15 11:01 ] [ 編集 ]
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