沈黙

長崎外海地区のド・ロ神父記念館や出津教会がある「出津文化村」の入り口に「沈黙の碑」が建っています。

沈黙 (3)

角力(すもう)灘を見下ろす場所にあるこの碑の除幕式の後、遠藤周作は
“あの碑と場所は私が思っていたとおりの場所で、(中略)とにかく私にとって、ベターではなくベストの文学碑”
という言葉を残しています。
小説「沈黙」を執筆するに当たり幾度も訪れた外海。
すごく思い入れがあるんでしょうね。

この碑に刻まれている一文が

『人間がこんなに哀しいのに 主よ 海があまりに碧いのです』

沈黙 (2)

遠藤周作の祈りとも嘆きとも解釈できるこの一文。
今回の福岡や大分を襲った大豪雨で沢山の被害が出たのに海はいつものように碧く輝いています。
自然の猛威に人間は何も手を出せないのに、神様もまた沈黙したまま。

「沈黙」を読んだ方は碑に刻まれた一文が理解できるのではないでしょうか。
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[ 2017/07/11 06:27 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)
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