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出津教会

ド・ロ神父が設計したカトリック出津(しつ)教会堂です。

出津教 (6)

明治15年(1882年)に建設されました。

レンガ造りでその表面を漆喰が塗られ白い教会になっています。
一般的な教会よりも低い屋根を持つ教会堂で、これは海からの強い風の影響を受けないためなのです。

教会の敷地内にはド・ロ神父の胸像がありました。

出津教 (4)


祭壇の裏手にある外にはルルドの聖母マリアがいました。

出津教 (5)

この教会堂は長崎の大浦天主堂に次ぐ古さで、2011年に国の重要文化財に指定されています。
ステンドグラスもなく、天井の低い質素な内部でしたがド・ロ神父の質素な生活が設計にあらわれているように感じました。

ここは今も地域のキリスト教信者のためのミサが行われています。

訪問したときに1人の女性信者がいて話をうかがうことが出来ました。

現在の信者数は600人ほどだけど、高齢化が進みミサに来れるのは200人くらいなのだとか。
日曜日の早朝、そして仕事で来れない信者のために土曜日の夜にもミサを行っているそうです。
今は机と椅子が並べられているけど昔は床板に座ってお祈りをしていたそうで、その床板は建築当時のものがそのまま残っていると説明されていました。

そしてド・ロ神父は隠れキリシタンのいる日本に来たくてしょうがなかったそうです。
日本で印刷技師を求めていることを知り応募、見事採用。
でも、印刷技術を持ってないド・ロ神父は採用後から猛勉強したそうです。
そして来日してからも医術、土木、農業、いろんな分野のことを猛勉強し外海の住民の生活を支えたのだと説明してくれました。

地域の方が「ド・ロさま」と呼んでいるのに納得です。
そしてこの教会堂を自分で設計したのは本当にすごいなぁと思いました。
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[ 2017/07/05 06:50 ] 未分類 | TB(0) | CM(2)