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姫島に伝わる「七不思議」

古事記の「国産み」神話に出てくる姫島には七不思議が伝わっています。
そのいくつかを紹介します。

一つ目は「千人堂」

姫島七不思議 (14) (640x427)

姫島の 観音崎にある馬頭観世音を祀った小さなお堂です。伝説では、大晦日の夜、債鬼(借金取り)に追われた島民をこの堂に千人かくまったことから「千人堂」と名づけられました。
二坪ほどの広さのお堂に千人!
不思議ですね。

次は浮洲。

ひめしま (1)


フェリー乗り場とは島の反対側の沖合の小さな洲です。
漁業の神様である高倍様を祀っていて、なんと高潮になっても大しけになっても高倍様と鳥居は決して海水につかることがないというのです。
この日も結構波は高かったけど鳥居に波しぶきはかかっていませんでした。

姫島に残る七不思議の多くが日本書紀に登場する美女神の比売語曽(ひめこそ)にまつわるものです。

島にはその比売語曽を祀った神社があります。

姫島七不思議 (3) (640x427)

神社のそばにある七不思議が拍子水(ひょうしみず)という湧水。

姫島七不思議 (2) (640x427)


お姫様がお歯黒をつけた後、口をゆすごうとしたが水がありませんでした。そこで手拍子を打って祈ったところ水が湧き出したのがこの拍子水なんだとか。
いまも勢いよく湧き出ていて、炭酸水素塩冷鉱泉なのでこれに温水を加えて温泉にし、湧水のそばに温泉施設が建っていました。

姫島七不思議 (6) (640x427)

拍子水から少しはなれたところに“かねつけ石(別名おはぐろ石)”があります。

姫島七不思議 (9) (640x427)

お姫様がお歯黒をつける時、石の上に猪口と筆をおいたところ、その跡ができたといわれているのです。
すごいですね、不思議ですね~。

そのほかに、お姫様が使った柳の楊枝を土中に挿したところ、その楊枝から芽が出て成長した逆柳(さかさやなぎ)とか、お姫様が島民のために池を埋めて稲田を作ったのだけど、誤って大蛇を埋めてしまい田が浮いて揺れる「浮田(うきた)」の跡など、比売語曽にまつわる不思議が沢山の姫島です。

まさに比売語曽姫の島、そう「姫島」ですね。
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[ 2017/05/14 06:49 ] 大分 | TB(0) | CM(0)
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