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「背戸屋」ってなに?杖立温泉の魅力

平安時代、弘法大師がこの地に杖を立てたところ、その杖から枝葉が出てきて成長したと伝説の残る杖立温泉。
その弘法大師が、
“湯に入りて 病なおれば すがりてし 杖立ておいて 帰る緒人”
と歌ったように、杖をついてやってくる病人や老人が杖立温泉で湯治をすれば杖を忘れるほど健康になって帰っていくと評判が立つようになった温泉です。

とても人気のある温泉でした、昭和の初め頃までは。

昭和の時代、「九州の奥座敷」と呼ばれて栄えた温泉街は狭い土地にどんどん家の増改築を繰り返えしてきました。
その名残が家と家の間にある「背戸屋(せどや)」と呼ばれる細い路地です。

杖立瀬戸や (3) (427x640)

九州には沢山温泉地がありますが、このような景観を残す温泉街は珍しいと思います。

杖立瀬戸や (6) (640x427)

雨の日でも傘が要らないような「背戸屋」に一歩足を踏み入れるとそこは迷宮の世界。
そして迷宮の中にあるのは、おみやげ物屋や温泉、そして旅館。

杖立瀬戸や (4) (427x640)

杖立瀬戸や (5) (427x640)

杖立瀬戸や (8) (427x640)

この背戸屋を沢山の湯治客や観光客が昭和の時代には行き交っていたんでしょうね。
そして子供たちはここを駆けまわったり、かくれんぼをして楽しんでいたそうです。

今は当時の華やかさはないですが、1000年を超える歴史ある温泉地として静かに息づき、それが杖立温泉の魅力になっています。

今回記事で紹介している写真は日曜日の午後に撮影したものですが、観光客は見当たりませんでした。
たぶん土曜日や金曜日は宿泊客も少しは多くあり、この背戸屋を散策する人も多いのでしょうけど・・・。

黒川温泉などと比べると観光客が少なすぎます。
黒川温泉から杖立温泉まで車で30分もかかりません。

黒川温泉を訪問したらこちらにも足を伸ばして、迷宮に迷い込み、昭和の名残りがある背戸屋で不思議な出会いを体験してほしいです。
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[ 2017/05/10 06:49 ] 温泉 | TB(0) | CM(0)
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