三笠野と荒城の月

大分県竹田市の銘菓といえば、
「三笠野」と「荒城の月」です。

これらのお菓子は、竹田にある但馬屋及び川口自由堂が製造・販売しています。
そのうちの、但馬屋は1804年の創業で、大分県下では最も歴史のある和菓子屋で、初代店主は兵庫県の出身だそうです。

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但馬屋老舗を代表する菓子が「三笠野」。
岡藩の8代藩主が参勤交代の折に、奈良の菓子を持ち帰って家臣に分け与え、10代藩主のときに初代但馬屋幸助に同様のお菓子を作らせて完成させたのが三笠野だそうです。

三日月のような形が
「天野原ふりさけ見れば春日なる 三笠の山に出し月かも」(阿倍仲麻呂)
という和歌を思い出させると書かれている記事もありますが、和歌、よくわかりません(^^ゞ

皮は香ばしく、甘目を抑えた餡のコンビネーションは飽きがこない美味しさです。
竹田市立歴史資料館近くにある「但馬屋新屋」では三笠野の実演販売をしていて、焼き立ての三笠野をいただくことができます。

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そして、もうひとつ竹田の代表銘菓は「荒城の月」です。
大正時代までは「夜越(やごえ)の月」と呼ばれていたそうで、明け方の白い月をイメージして外側は白い淡雪、中身は黄味の餡が入っています。

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「三笠野」と「荒城の月」

ここで何か縁を感じませんか?
今、天空の城として話題の「竹田城」は兵庫県。
そして、但馬屋の初代の出身地が兵庫県。

滝廉太郎は、ここ大分県竹田市にある岡城趾をイメージして「荒城の月」を作曲しましたが、但馬屋は、兵庫の「竹田城」をイメージしてこの銘菓「荒城の月」を作っているのかなぁ、とこじつけで思ってます(^^ゞ
ただ、但馬屋さんの看板には、「元祖 三笠野」ってありますが、「荒城の月」は「竹田銘菓」になってます。
たぶん、川口自由堂さんが「荒城の月」の元祖なんでしょうね。

いずれにしても、「三笠野」も「荒城の月」も大分県竹田を代表する銘菓です。
ぜひ機会があれば召し上がってみてください。
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[ 2014/05/31 06:39 ] 食べ物 | TB(0) | CM(0)

大分の天空の城 岡城阯 (大分県竹田市)

♪春こうろうの花の宴 めぐる盃かげさして♪
「春には高くそびえたつ(この)城で花見の宴会が催されていたのだろう。」っていう意味です。

土井晩翠が作詞し、滝廉太郎が作曲した「荒城の月」ですが、この大分県竹田市にある岡城阯(竹田城)をイメージして作曲されたということです。
岡城

ここで、ん?「竹田城」ですよね。
最近「天空の城」として話題になっている「竹田城」は兵庫県朝来市にある城阯です。

しかし、ここ大分県竹田市にある「竹田城(岡城)」も「天空の城」といっても過言ではないと思います。

春は桜、秋は紅葉のとても美しい城です。
この時期は新緑で覆われ、それもまた美しいかぎりです。

また、ここ岡城阯の松葉が風にゆれて立てる音は、 「日本の音風景100選」 に選ばれているそうです。

岡城2

岡城4

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「荒城の月」を作曲した瀧廉太郎は、幼少期を竹田で過ごしており、この岡城阯で曲のイメージを得たといわれているため、廉太郎の銅像が建てられています。

岡城3


また眼下の大野川を挟んで岡城阯の下を走る国道の上り車線には、車が通ると「荒城の月」のメロディがなる舗装がされた区間があります。
車が通るたびに流れるメロディが、城址にいると、その音が反響して届いてきます。

岡城5

晴れた見通しのいい日は城阯から祖母山、傾山、阿蘇山、および九重連山を望むことができる、まさに「天空の城」です。

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♪鳴呼荒城の夜半の月♪
「ああ、夜中の月の光は荒れ果てた城に降り注ぐ。 」
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[ 2014/05/30 06:54 ] 大分 | TB(0) | CM(0)

久住さやか(2)

久しぶりに「久住さやか」にランチを食べに行きました。
久住さやかについては以前もブログで紹介しましたので、こちらを久住さやか参照してください・

以前の記事では、バイキングが無くなっていたと書いたのですが復活してました。
が、しかし、副菜のバイキングではなく普通のバイキングです。
大人一人1300円
土日、祝祭日のみバイキングで平日は通常のメニューだそうです。
ただ、夏休みはバイキングをする予定とか。

この建物を見るだけでなんとなく少年時代に還ったようで癒されます。

久住さやか (9)

店内はこんな感じ。
「♪きんこ~ん かんこ~ん♪」ってチャイムの音が聴こえませんか?

久住さやか (7)

テーブルは野菜の名前がついています。
なんかこの雰囲気が好きです。

久住さやか (8)

バイキング料理は、大分名物のとり天や、シイタケの天ぷら、チキン南蛮やチキンカツ、野菜サラダ、ぬか漬け、高菜等、そしてタイミングが良ければ焼き立てのバナナケーキや餡パンなどもいただけます。

久住さやか (2)
出汁巻き卵や塩麹で焼いた鶏肉など
久住さやか (1)
かぼちゃ、しいたけ、サツマイモなどの天ぷら
久住さやか (3)
高原野菜と漬物
久住さやか (4)
パスタ、焼きそば、しいたけの佃煮など
久住さやか (5)
ピザ、パン、牛乳の寒天など


ちょっと揚げ物が多いかな、それに揚げたてじゃないから・・
でも、ごはんをおかわりしてしまいました(^^ゞ

やまなみハイウェイ沿いにあるレストランも良いけど、ちょっと外れてこういうレストランで休憩するのも良いのではないでしょうか。
建物を見るだけでも何か昔を思い出します。
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[ 2014/05/29 06:49 ] 未分類 | TB(0) | CM(2)

新緑の飯田高原と瀬の本高原

大分県別府市から熊本県阿蘇市を結ぶ県道11号(別名やまなみハイウェイ)を、別府から湯布院を抜け、水分峠から山間部に入るとまず飯田高原があらわれます。

飯田(はんだ)高原は、大分県玖珠郡九重町に広がる標高800~1200mの高原で、阿蘇くじゅう国立公園に含まれていて、寒の地獄温泉、筌の口温泉、長者原温泉など、多くの温泉がある地域で、長者原からは硫黄山の噴煙を望むことができます。
この長者原は九重連山への登山口の一つです。

飯田高原
硫黄山の噴煙


そこから牧ノ戸峠を越えると瀬の本高原です。
こちらの高原は阿蘇北外輪山と九重連山の間に位置し、標高850~900mのなだらかな高原です。
レストハウスやロッジ、キャンプ場、ホテルが点在し、周辺には黒川温泉や環境省全国名水百選に選ばれた、毎分約30トンもの湧水を誇っている池山水源をはじめとするさまざまな温泉・水源もあります。

飯田高原4

飯田高原2


広々とした草原の南には阿蘇五岳が涅槃像のように佇んでいます。
頭の部分は根子岳です。

飯田高原3


この雄大な景色を楽しめる「やまなみハイウェイ」はドライブコースとして人気が高く、
3月には、草原は野焼きで真っ黒になり、その後ワラビ等の山菜狩りで春の音連れを告げます。
そして新緑の美しさが広がり、6月初旬はミヤマキリシマで久住連山はピンク色に染まります。
緑も濃くなる夏はキャンプやハイキング、登山が楽しめ、お盆を過ぎるあたりになると早い秋が訪れて、ススキの穂波の景観がとても美しくなります。
そして、冬は一面の銀世界になるという四季を感じることができる素晴らしい場所です。

この景色を楽しめる「やまなみハイウェイ」の原型を構想した「油屋熊八」は、まさに観光の神様ですね。
熊八について書いた記事はこちら 「油屋熊八」 
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[ 2014/05/28 07:05 ] 大分 | TB(0) | CM(0)

震動の滝

大分県玖珠郡九重町にあり、日本の滝百選に選ばれている、「震動の滝」です。

九重”夢”大吊橋から観ることができます。

写真の左にある滝が「雌滝」で右側が「雄滝」です。
水量が少ないので見えませんが、この間に「子滝」という滝もあります。

雌滝は落差93m、雄滝は落差83m、水量の多い時は周囲を震動させるほど迫力があり、その様から「震動の滝」と名付けられたそうです。

振動の滝 (640x427)

この滝には、竜神伝説が残っていて、中村側の吊橋のたもとに震動滝龍王社という社があります。

竜神神社

竜神伝説とは、
昔、この震動の滝に竜神が住んでいて、その竜神が老いに伴い神通力が衰えてきました。
そのため竜神は、神通力を取り戻すために不老長寿の薬として若い娘を食べることにしたそうです。
そして、集落の若い娘がいる家の者に、
「お前の娘を差し出せ。さもないとお前を食べるまでだ」
と迫ったのです。
集落の者が約束をはたさずにいると、竜神は怒り、神通力で集落の底を抜いて水を干上がらせてしまいました。
そのため、田畑の作物は枯れはて、井戸水もなくなり、集落は大干ばつに見舞われたのです。
さらに竜神は最後の力をふりしぼって断崖をよじ登り、集落に火を噴きはじめました。
この時、娘の恋人が一計を案じ、集落総出で 「白鳥神社」」(この神社は吊橋の北方側にあります) に集まって「餅」をつき、これに白鳥神社から不老長寿の薬として祈願を受け、その「餅」を竜神に捧げました。
それによって、竜神の怒りをしずめる事が出来たそうです。

この時から天災や、大火の度に集落では餅を滝壺に捧げて竜神の機嫌をうかがう習わしとなったそうです。
今でも7月の「滝開き」では竜神餅が振舞われているそうです。

九重”夢”大吊橋を訪れた時は、ぜひお参りしてみてください。
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[ 2014/05/27 06:55 ] 大分 | TB(0) | CM(0)

九重”夢”大吊橋(2)

新緑に萌える九重”夢”大吊橋に行ってきました。

この橋の概要については以前記事にしたのでそちらを参照してください。 「九重”夢”大吊橋」 

朝8時半にOPENなのでそれに合わせて、自宅を7時前に出発。
熊本市内方面から行く場合はいくつかの行き方がありますが、北外輪山から、やまなみハイウェイを経由し飯田ドライブインの交差点を曲がるのが一番行きやすいと思います。

新緑が背景の大吊橋、きれいでした。

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中村側から撮影

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北方側から撮影

いよいよ渡ります。
通行料は消費税が上がりましたが以前のまま、500円でした。
朝一番だと観光客はほとんどいないのでゆっくり見物できます(土曜日の朝)
中村側から北方側に渡り、引き返すころには団体客が沢山押し寄せてきました。

紅葉シーズンになると、橋の上は大渋滞になるそうです。

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橋の中間点にこのようなプレートが。
相当高いところを渡っていることを示すものです。
高所恐怖症の方は無理ですね。

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ところで、この大吊橋は、「中村地区」と「北方地区」から渡ることができます。
ただ、「北方地区」は無料駐車場が狭く、満車の場合は民間の有料駐車場を使用しないといけません。
「中村地区」には大型バスが何台も駐車でき、また観光案内所やお土産物屋などがある無料駐車場があり、こちらのほうがいいと思います。

下の写真は「北方地区」です。
入場ゲートの左に数十台分の無料駐車場があります。
写真に見えている駐車場は有料駐車場です。ここで手招きされるのを無視して奥まで進んでいきましょう。

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北方地区にはこんな布袋さんが。

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九重”夢”大吊橋、新緑が綺麗な時期です。
そして布袋さんも笑顔で迎えてくれます、雨のシーズンになる前に行ってみてはいかがでしょうか。
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[ 2014/05/26 07:00 ] 大分 | TB(0) | CM(0)

今日のボビー

[ 2014/05/25 14:55 ] | TB(0) | CM(2)

地熱発電所見学

今日、5月24日、大分県玖珠郡九重町にある、九州電力の「八丁原地熱発電所」を見学しました。
日本全国(といっても、東北と九州に集中)にある地熱発電所の中で日本最大の発電量を誇っています。

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この地域は活火山の九重連山に近いため、地下20Kmにマグマがあるそうです。
そのマグマが地下水を温め、地下水の温度が約300℃になって蓄えられている層があり、そこに溜まった蒸気を利用して発電するそうです。

そういう、地熱発電の仕組みを、ここ八丁原地熱発電所で学ぶことができます。

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おおよそ300℃の高温の水蒸気がある地層は約2000mの地下にあり、そこまで「蒸気井」という井戸を掘り、水蒸気を取出します。
井戸を掘るのに約6っヶ月、費用は数億円かかるそうです。
下の写真は、井戸に使う配管と井戸を掘るときのビットという道具の先端部分です。
配管には分厚い湯垢が付着しています(白い部分)が、これは見本として展示するためにわざと湯垢を付けたもので、実際は定期的に高圧洗浄をかけて配管を洗浄しているそうです。

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地下から汲み上げた水蒸気が一分間に3600回転でタービンを回し発電します。
総発電量は、11万キロワットで、おおよそ37000世帯分の電気を賄っているそうです。(電灯契約 30アンペアの場合)

残念ながら、今日は何かの作業中で発電施設へ近寄ることはできませんでした。

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でも、案内の方が親切に説明してくれるので、地熱発電について理解が深まりました。
CO2をほとんど排出しない地熱発電がもっと普及すればいいなと思います。
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[ 2014/05/24 19:39 ] 大分 | TB(0) | CM(0)

由布院 玉の湯 Nicol's Bar

作家のC.W. Nicolにちなんで命名された由布院 玉の湯にある「Nicol's Bar」。
ニコルさんがこの玉の湯を常宿にしていて、
「ゆっくり飲めるBarがあるといいな」
と言っていたので、作ったらしいです。
昼間は「Tea Room Nicol」として、人気のアップルパイをいただけます。

Bar入り口に掲げられた表札、これと同じ文言が書かれたコースター。

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コースター (640x427)

昼間はTea Roomとして利用される建物です。
以前、 「湯布院 御三家の喫茶室」 でも紹介しましたが、静かな雑木林を眺めながらのTea タイムは癒されます。

ティールームニコル (640x427)

人気のアップルパイも沢山。
でも、日によっては午前中の早い時間に売り切れることもあります。
特に休日は、早めに来店したほうがいいかも。
この写真を撮った日は土曜日の開店時間前でしたがでしたが、すでに一組のカップルが開店を待っていました。

アップルパイ_ニコル (640x427)

昼間は、湯の坪街道の賑わいから離れ、静かな時間をここで過ごせるので、夜もきっといい時間が過ごせると思い、Barを利用しました。
テーブル席と入り口右側にカウンター席があり、カウンターの前にはたくさんの洋酒が並べてあります。

ニコルズバー (640x427)

バー (640x427)


この夜いただいたのは、ソルティードッグとグリーンアイランド。
グリーンアイランドはきれいなカクテルですが少し甘く、女性向けのカクテルですね。
オヤジが飲むには似合わない(^^ゞ

ソルティードッグ (640x427)
ソルティードッグ
グリーンアイランド (640x427)
グリーンアイランド


洋酒に囲まれた窓から見える木々を楽しみながら美味しいカクテルをいただく、至極の時間。
のはずでした。

Nicol's Barは宿泊客以外も自由に利用できます。
そして、Tea Roomのほうも開放しているんです。
この夜、そのTea Roomで二次会みたいなのをやっていて、昼間の静かな時間とは違い、とてもうるさかった。
そして、トイレがTea Room側にはなくBarの方からしか行けないため、頻繁に酔い客がトイレへ行くためにBarの中に入ってくるのです。
「うるさくて、ごめんなさい」
「トイレはどこ?」

とか大きな声を発しながら・・・・

せっかくのBar Timeが台無しの夜でした。

C.W.Nicolさんは、こんなBarが欲しかったのかなぁ?
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[ 2014/05/23 06:59 ] 湯布院 | TB(0) | CM(0)

早朝の湯布院

いつも観光客で賑っている湯布院。
特に連休や週末は、人・人・人。

でもそれも、午後5時過ぎくらいになると観光客も少なくなってくるので、これから日も長くなる季節、夕方のんびり散策するのもお薦めです。
多くのお店は閉まってしまいますが・・・

さて、そんな日中は沢山の観光客で賑う湯布院を早朝に散歩しました。

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早朝の金鱗湖
湖面から若干湯気が

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九州湯布院民芸村駐車場


ここ民芸村の駐車場は日中、大型観光バスがいつも停まり、たくさんの観光客でごった返しています。
でも、さすが早朝は静かです。あたりまえですが(^^ゞ

そして、湯布院散策といえば「湯の坪街道」
休日の昼間は人を避けながら歩かないといけないですが誰もいません。
この湯の坪街道、昼間はあまり気づかないけど電柱が邪魔です。
宿場町のように歴史的建物が並ぶ通りではないのだけど、「湯の坪街道」と観光名所にしているのなら、電線の地下埋設くらいはしてもらいたいと思います。

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そして、亀の井別荘の天井棧敷へ向う橋。
昼間は橋の上で写真を撮ったり、大陸系の方達は橋いっぱいに歩行したりで、渡りづらい橋ですが、人がいないといっそう絵になります。
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由布院駅も人がまばらです。
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P-ロールを売っているBspeakの前もこの通り。
店がOPENしている時間は、時にはP-ロールを買い求めるために行列が出来ています。
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早朝の湯布院、観光客がいないだけで店は開いてないし、宿場町のように歴史的な建物を見学するでもない。
でも、まだ湯布院が今のように有名になる前の静かなを湯布院を思い出すのにはいいかもしれません。

油屋熊八は今の湯布院の賑わいを想像していたのかなぁ、と思います。
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[ 2014/05/22 06:58 ] 湯布院 | TB(0) | CM(0)